日が沈む空に僕らは立ち止まる
また昇るであろう明日を待ち
代わりの月で大切な人を思い出して
星に新たな未来を願う
ただその時
君に何を告げたらいいのだろうかと
怒りと悲しみで震える手を見ながらそんなことだけを考えていたんだ
誰にも見せたことのないあなたの泣き顔がとても痛かった
私もそうした歯車の一部にしか過ぎない
今思えば
偶然から始まった必然だったと思うの
あの日あの瞬間あの場所で
あの人は愛しさを捨て去った
意味のない気休めを言うことしか脳のない私には到底お前の心情を読み取ることなんて出来なかったんだよ
そのために生きたかったと強く願ってしまうのです
そうやって今日まで生きてきたんです
責任とそれ故の重み
怖いのは失うことではなく
遠く彼方の無知を笑い
その笑いが自嘲に変わるとき
この手は壊したり、殺める為にあるのではなく
守るため繋がるためにあるのだということ
『あんたが世界を壊してくれるのかい?』
瞼の奥の嘘
友情ごっこ いつまで続けましょうか?
ほどけない絆